犬が本当に寝たい場所

dog-and-man 2010年08月

みなさんのワンちゃんはどこで夜を過ごしているのでしょうか?

ケージやハウスなど、個室を用意してもらっていると思いますが、犬が本当に寝たいところはどんなところなのか考えたことはありますか?

犬の先祖であるオオカミはひとつのテリトリーで過ごしますが、寝るときはそれぞれ自分専用の寝床で過ごします。

お互いの距離は、遠くても10mまでの範囲で、お互いの姿が確認できる場所で寝るそうです。

万が一、外敵に襲われても助けられるように、お互いが見える場所を選んでいるんですね。

犬もやっぱり同じ性質を受け継いでいます。
なので、なるべく人の近くで寝たいんです。

わたしが「ビー」を迎えた頃は、「室内で犬を飼ってるよ」というと「欧米かっ!」って突っ込まれたものです。(ウソです)(しかもちょっと古いし(笑)

欧米では犬を室内で飼うのが当たり前なのは、ドラマや映画でもご存知だと思いますが、生活様式が違うのが理由ではなく、そのほうが自然だからなんですね。

そのかわりというか、しつけに関しては日本より厳しく、犬の幼稚園や犬の小学校なども当たり前に存在してるそうです。

室内で犬を飼うには、しつけも厳しくしないと、犬がリーダーになってしまったりとトラブルの元になります。

愛玩犬という言葉がありますが、ただ甘やかして育てるだけではだめなんですね。

人間の子供を育てるのと同じく、規律や規則は厳しくしましょう。

しっかりとしたルールがあれば、犬も安心して室内で暮らすことができます。

逆にルールーがあやふやだと犬が混乱します。

厳しくすると犬が可愛そうと感じる人もいるようですが、いじめや虐待、体罰などと「しつけ」は違うんだということを理解してくださいね。

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