人は新しい生活のために引越しをします。
犬もやっぱり狩りがしやすいなど、生活しやすい場所へ引越しすることがあります。
新しい場所へ移動して生活の拠点を見つけると、そこが安全かどうかを確かめる必要があります。
これは人も犬も同じですよね。
でも人の場合は、
間取りはどうだとか交通の便がいいとか買い物が楽だとか地域の安全はどうかとか、じっくり新しい住居の環境を吟味してから引越しします。
犬はその間の苦労を知りません(笑)。
犬が新居に連れて来られたときは、いきなり新しい生活の場へ移動したんだと感じます。
そんな環境の場で、
いきなり犬を自由に各部屋を行き来させたらどうなりますか?
新しい「住みか」が安全かどうかを調べるのが自分の仕事だ。と勘違いしたら。
「何をするものリーダーが先」の原則から外れますね。
ですから、引越し直後は犬の居場所を限定しましょう。
廊下とか、サークルやケージを置いた部屋だけで過ごしてもらいます。
2~3日して、家族の匂いが全ての部屋についたかな?といった頃から、徐々に犬が入れる部屋を広げていきましょう。
そうすることで、新しい家では自分がリーダーだと勘違いさせることを防ぐことができます。