前回まで2回にわたって散歩の訓練をお伝えしましたが、ワンちゃんの反応はどうだったでしょう。
何か今までと違った行動に気付かれましたか?
えっ、実践しませんでしたか?
それはメルマガ発行者としてチョット寂しいです(泣)。
実践された方はお気づきでしょうが、ワンちゃんが今まで以上に、あなたに注意を向けているはずです。
つまり、
あなたのリーダーシップが、より強力になったことを、犬が感じた結果です。
思い出してください。
犬は、常に頼れるリーダを求めていることを・・・
そして、リーダーに服従することが、犬にとってはリラックスでき、一番幸せであることを。服従と書くと、「主人>家来」のような感覚を覚える方もいらっしゃるでしょうが、それは人間社会を基準にするからです。
犬を含め野生の動物は本能だけで、「今」を生きています。
明日のことは考えていません(とされています)。
「今日のご飯は魚だったから、明日はお肉が食べたいな」なんて考えてないんですね。
強力なリーダーシップを持ったリーダーがいるからこそ、自分(達)が安心して暮らせると感じているんです。
これは、ある意味、人間社会でも同じですよね。
行き当たりバッタリの社長が経営する会社に、定年まで働きたいとは思わないはずです。
今までは書かなかったんですが、「散歩の訓練」・・・実は、あなたに対する訓練だったんです。
あなたのリーダーシップを、より強力にするための訓練です。
犬を従わせる。犬を無視する。
これは犬に対するイジワルでもイジメでもなく、犬社会では当たり前に行われていることです。
犬は社会性を持った生き物なので、その愛らしさや動作からついつい擬人化して接してしまう人が多いのですが全く違う生き物だと認識する必要があります。
人には犬の行動を研究し理解しようとする知能がありますが、犬にとっては、「今」だけが重要なんですね。
この点をご理解いただければ、来週のメルマガもご期待ください。
もっとリーダーシップを取れる、簡単な方法をお伝えする予定です。
本当は今回お伝えするつもりでしたが、今回は私的に長くなってしまいました。