犬の基本に戻ってみましょう

dog-and-man 2010年12月

メルマガ2年目の初話題は何にしようかと考えてましたが、日常生活で案外忘れてしまう基本的な「しつけ」についてお届けすることにしました。

犬と接する上で重要なのは主従関係だというのは何度か取り上げてきましたので「いまさら」と思われるかも知れませんがもう一度確認してくださいね。

・ちゃんと座りますか?
ご飯をあげるときには、一旦「オスワリ」させてから食べさせていますか?

「ご飯できたよ~」と言った途端に犬がピョンピョン飛び跳ねて「早く、早く」って催促。

「お腹すいてたのね、はいお待たせっ」

なんて、してませんよね(笑)。

犬の祖先「オオカミ」はもちろんのこと、コヨーテなど狩をして群れで暮らす動物は主従関係(上下関係)がはっきりしています。
群れで上の位に位置するものから食事をし、下位のものは黙って待っています。

これは本能として当たり前のことなので、待たせられることはストレスになりません。

もし、あなたが許可を出していないのに、お皿が出た途端ガツガツ食べるようならしつけ直す必要がありますよ。

「オスワリ」する前に食べちゃったけどまぁ今日はいいか~。

これでは、待たされたときに犬がストレスを感じることになります。

「なんで待たせたり待たせなかったりするんだろ」犬はこんな風に思っています。

人からみると厳しいように思うかもしれませんが、キチンとしたルールを作ってるほうが犬は安心して暮らすことができるんですね。

・名前を呼ぶときは、犬にとって「いいこと」があるときだけ
「こら~っ、ポチだめでしょぉ」
散歩中などによく聞く、いつもの光景です(笑)。

犬は人の声を聞き分けることができますから、名前を呼ばなくっても、ちゃんと「あなた」だとわかります。

逆に名前を呼んで怒ったり、大嫌いなお風呂に入れたりしてると、「名前を呼ばれたけど、嫌なことがあるかも・・・ 行こうかな?どうしようかな?」

と考えさせる時間を与えてしまうので、とっさのときに名前を呼んでもすぐに来なくなってしまいます。

「犬の名前を呼ぶときは、犬にとって「いいこと」があるときだけ」

これも大切なルールです。

まだまだ気をつけることがありますけど、特に大事な2点をお伝えしました。

犬のしつけについては私のホームページでも紹介していますが、犬の個性もあるので、なかなか全てをお伝えすることができないので細かいことはメルマガで紹介させていただいています。

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