人が頭で思い描いたことは必ず実現するという法則があるそうです。
遠くの人と話したい・・・電話ができました。
鳥のように空を飛びたい・・・飛行機ができました。
犬と仲良く暮らせるお手伝いをしたい・・・カリスマトレーナーが登場しました
別にカリスマトレーナーにならなくてもいいのですが、あなたが犬と仲良く暮らしたいと思い続けていれば必ず実現します。
では、どうして多くの人が犬のしつけに悩んでいるのでしょうか?
最初の法則によれば、
「犬と仲良く暮らしている様子を上手に思い浮かべられないから」
ということになります。
犬を変えることはできません。(暴力など力ずくなら別ですが)
私たちにできるのは、犬と仲良く暮らしている様子をイメージして、そのための方法をいろいろと考えることです。
私が『ビー』で失敗したのは、お手をすればオヤツが貰えると教えたことです。
食べ物が欲しいときには、自分からお手をするようになってしまいました。
これは正常な状態ではないので、正しい状態を思い浮かべました。
「わたしが食事をしていても、『ビー』は横で静かに待っている」
これなら問題はありません。
次にどうすれば理想的な関係が築けるのか、いくつか考えました。
1.無視する
2.お手だけさせて、あとは知らん振り
3.お手をしてきたら優しくほめてあげる
一番効果があったのは、いうまでもなく3番目です。
もし、あなたと犬の関係で直したいことがあるのなら、こんな方法を試してみてはいかがでしょうか。
しつけについての本を読んだりホームページを検索したりして知識を身につけることは大切ですが、犬にも個性がありますから、他の犬で上手くいった方法がすべての犬に通用するわけではありません。
自分の犬について一番理解しているのは、本でも他の人の経験でもなく一緒に暮らしているあなた自身です。
犬を変えたければ、あなたが変わる必要があります。