先日の新聞に「ペットの無駄吠えに罰金」の記事がありました。
ニューヨークはマンハッタンでのお話しですが、高層ビルが立ち並ぶ裕福な人が住むこの地域ではマンションで犬を飼うこともめずらしいことではないそうです。
しかし日中は室内に残されている犬が無駄吠えをすることで、同じマンションに住む住民からの苦情が絶えないようです。
動物の虐待や保護については人間と同じように扱う米国人の活動をテレビでご覧になられた方も多いでしょうが、やはり人に迷惑をかける飼い方をしていると人が優先になるみたいですね。
飼い主にしてみれば留守中の犬の様子までは確認できないので不安になるようですが、確認できないからこそ注意したいところです。
ちなみにニューヨーク市の条例では、ペットの騒音に対する規制として朝7時から夜10時までは10分間、それ以外の時間帯は5分以上の騒音を近隣住民が通報すると、最高で175ドルの罰金が科せられるということです。
犬が寂しがって無駄吠えをするのは、飼い主が外出してから30分間と帰ってくるはずの時間の数十分間といわれていますが、一人暮らしや共働きでは確認することもできませんね。
最近はWebカメラを使って室内の様子を携帯電話などで確認できるようになっていますので、心配な方はこんなツールを使って留守中の犬の様子を確認してみるのもいいのではないでしょうか。
わたしが「ビー」を飼い始めたころは、簡単なカメラにビデオデッキをつないで、わたしが外出中の「ビー」の行動を録画してたこともありました。
幸い「ビー」は、ほとんど寝て過ごしているようでしたから安心しましたが、やはり一人では退屈というか不安なことは雰囲気から分かりました。
本来は群れで暮らす動物ですから、寂しさや不安は大きいのでしょう。
留守中の無駄吠えにどれだけ効果があるのか確認はしていませんが、以前読んだ本には飼い主の匂いがする靴下やタオルなどをケージに入れて置くと犬は安心するそうです。
もちろん、あなたが群れのリーダーになっていることが前提条件ですよ。