犬には好きなものと苦手なものがあります。
「ビー」はボール遊びが大好きでした。
ゴルフボールからサッカーボールまで転がるものは何でも追いかけて遊んでました。
でもアインはボールに無関心、というより、ボールが近づいてくると逃げます。
水遊びが大好きな犬もいれば、水が大嫌いで道路や公園の水たまりでも避けて通る犬もいます。
この違いはどこにあるのでしょうか?
これは小さい頃から「それ」に親しんでいるかどうかに理由があります。
「ビー」は小さい頃からボールで遊んでいたので、大きくなってもボールで遊ぶのが大好きでした。
オモチャらしいオモチャが近所で売っていなかったのでボールだけで遊んでたといってもいいでしょう。
わたしが暇そうにしているとボールを持ってきて「転がしてっ」と催促してきます。
わたしが「ビー」と遊びたいときも、「ボール持って来い」といって遊びました。
ところが「アイン」はボールなどのオモチャで遊んだ経験がないのか、モノで遊ぶことをしませんでした。
「ボールを持ってきたら撫でてあげる」ことを教えても、「ボール持って来い」というまでボールと遊ぶことはありません。
猟師さんの話しでは猟犬候補の子犬は、無理やり川に入れて水に慣れさせるそうです。
川の前で止まっていたら猟になりませんから、水を怖がらないのが条件なんですね。
最初は水を怖がっていた子犬も、しばらくすると自分から川に飛び込んでいくくらい水が大好きになるそうです。
子犬のうちにいろいろな刺激に慣れさせておくことがいかに大切なことかが分かりますね。
全国的に残暑も去って過ごしやすい日々が続いているのではないでしょうか。
犬を連れてちょっと遠出、なんていうのもいいかもしれません。