犬のしつけは早いに越したことはない。犬のしつけは生後3ヶ月から始めないと苦労しますよ。
こんな事を聞いたことがあるかもしれません。
「犬のしつけは●ヶ月で決まる」なんて本もあります。
でも実際のところはどうなんでしょうか?
私の経験と、著名なトレーナーが書かれた本を読んでみた結論ですが、「しつけに年齢は関係ない」というのが私の実感です。
もっとも、極度の緊張状態で長年過ごしてきた犬や、命に関わる虐待を人から受けてきた犬は例外です。
我が家の「アイン」は尻尾が千切れて、標準体型より短くなっています。
「アイン」は成犬になってから我が家に迎えたので原因は分かりません。
そのためか、後ろからの物音には過剰に反応していました。
スーパー袋をガサガサさせただけで、その場から必死で逃げようとしてました。
でも、私が落ち着いた態度で、音の正体はコレだよって何ヶ月もかけていろんな音に慣れさせました。
今でも聞きなれない音を聞くと吠えることがあります。
草刈り機やチェーンソーなどですが、こればかりは場所が遠すぎて見せられません(笑)。
今では日常生活の音に対しては、過剰に反応することはありません。
しつけにしても、「おて」「すわれ」「まて」など基本的なしつけも教えられていなかったのでワガママし放題でした。
でも、やっぱり根気なんですね。
それと、犬の性格に合った方法。
「アイン」のように臆病な犬に厳しく接しても、萎縮してしまうだけで効果は認められないでしょう。
だから、ちょっと甘やかしぎみかな?といったところで厳しくしています。
「ビー」は自由奔放というか「我」が強い性格だったので、暴走しないように少し厳しくしました。
私自身は「アイン」のしつけに掛かりっきりだったので余り気にしてなかったのですが、近所の人から聞く「アイン」の状態は、我が家に迎えた頃と比べると、「表情も豊かになり落ち着いてきた」とのことです。
犬のしつけは「焦らずユッタリ」が一番の近道だと思います。