犬の手・猫の手

dog-and-man 2011年01月

今日は少し変わった視点から、犬の手の役割と、猫の手の役割を紹介します。

犬を見ると、「オテ」ってする人がいますよね。
散歩中などに知らない人が話しかけてきて犬に「オテ」ってしようとしたら、「決して犬の前足を握らないでください」って注意してくださいね。

わたしのサイトにも書いていますが、犬の前足は「急所」であって本来は触って欲しくない部分なんですね。

狩りに使う武器は「牙」ですが、前足で獲物を威嚇したり、押さえ込んだりします。

体重の6~7割を前足にかけるのが犬の標準姿勢ですから、前足の自由を奪われるのを好まないのは想像できますよね。

立っているときはモチロン、座っているときも前傾姿勢です。

だから、たまには肩をもんであげると喜ぶはずです。

ただ、犬も気まぐれなところがあって、遊んで欲しいときには前足で相手を軽く叩いて「遊ぼっ」って催促します。

あなたも経験がありませんか?

一方で猫の手は・・・
「猫パンチ」に代表されるように、猫にとって前足は武器なんですね。

猫ジャラシをプラプラさせていると、爪をたてた前足で叩こうとしますよね。

猫にニボシをあげようとして手を出したら見事に手を引っかかれたことがあります(笑)。

猫は猫エイズという病気に感染していることがあるらしく、実は犬の狂犬病と同じくらい危ない生き物らしいです。
猫同士のケンカで伝染する病気です。

猫を見かけると追いかける犬が多いかも知れませんが、猫は相手の「目」を攻撃しますから、そんなことを予想もしない犬は失明することもあります。

気をつけてくださいね。

猫の手は「武器」だと認識して接してください。

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