人間社会での犬の役割

dog-and-man 2012年10月

現代社会では、犬の一生は人に左右されるといえるでしょう。

生まれるのはブリーダー。

生活するのは人と一緒。

最期は人の手でお墓に。

このパターンは、ほとんどの犬が同じでしょう。

犬は人と暮らすなかで、どのような役割を果たしているのでしょうか。

誰に引き取られるかによって、運命が変わるのは分かりますよね。

動物と触れあうことで、人は安心感を覚えるといわれています。

病院への慰問がいい例ですね。

子供の情操教育にも役立っています。

保育園や幼稚園への訪問などがあります。

お年寄りだけの世帯や一人暮らしの人で犬を飼う人も、癒されたいという気持ちがあるからだと思います。

これらのパターンでは、ほぼ一般的な家庭生活を送っているといえるであよう。

一方で、本人たちは気づいてなくても、大変な仕事をしている犬たちもいます。

盲導犬・聴導犬など身近で活躍している犬たち。

日本ではどうか分かりませんが、アメリカでは盲導犬・聴導犬の飼育を服役中の受刑者にまかせている例もあるそうです。

犬と接することで、優しさや思いやりの心を育てるのが目的のようです。

その他にも警察犬・災害救助犬など、人の役に立っている犬たちもいます。

ほとんどの犬は、私たち一般家庭に引き取られて育つことになりますが、

では、私たちが一緒に暮らしている犬は、人の役には立っていないのでしょうか。

それは私たちが、どのように犬と接し、どのように愛情を与えているかによって決まるといえますね。

どのような環境にある犬であっても、「自分は人の役に立つ大変な仕事をしているんだ」

とか

「私はお金持ちの家でノンビリ暮らしてる」なんて考えていません。

「どんな犬が偉い」なんて関係ないんですね。

それぞれの犬が、それぞれの役割を果たせるように手助けできるのは、私たちだけです。

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