犬の手作りご飯で注意すること

dog-and-man 2011年07月

犬は手作りご飯のほうがいいのでしょうか?
といったメールを頂くことがあります。

ドライフードは食感はあるのですが、脂分が多いといった欠点?があります。

水分が少ないので犬の自然食とは程遠くて、好んで食べないケースもあるでしょう。

個人的にはドライフードをベースにして、肉や野菜を適度に加えたほうがいいのではと考えています。

すべてを手作り食にしようとすると、相当な栄養学の知識が必要になります。

例えば人間に必要な主な栄養素と犬に必要な栄養素を比べると・・・

・塩分:1/4
・タンパク質:2倍
・カルシウム:10倍
・ビタミンA:2倍
・鉄分など微量要素:2.5倍

これは概算であって、小型犬と大型犬では必要な量が違います。

1歳未満の子犬であればカルシウムはもっと必要ですし、ササミは控えるなどの注意点もあります。

その日の献立によってはサプリメントなどで不足する栄養素を補う必要もありますね。

もちろんカロリー計算もしなければいけません。

いつか紹介したホリスティックケアなどで、もっと勉強したいという方にはhttp://e-style.in/newlife/study.htmlで紹介してますので参考にしてください。

私が基準としているのは、
・ドライフード:1/2
・ご飯かパン:1/4
・肉:カレースプーン1杯
・残りは野菜

肉と野菜は味付けしません。

ちなみにドライフードには、サイエンス・ダイエットを利用しています。

7歳を超えた「老犬」に入るとドライフードを少し減らします。

これは獣医さんと相談して決めた基準ですから、まったくの当てずっぽうではありません。

すべて手作り食にしようとすると、思ったより頭の痛いものです(笑)。

かといって、野菜が全く必要ないということではありません。

狩りで獲った獲物の内臓をリーダー真っ先に食べるのは、消化されて食べやすくなった野菜から繊維質やミネラルを補給するためです。

ドライフードをベースにして 手作り食を加えるのが、簡単でヘルシーなのかなと思います。

タイトルとURLをコピーしました