獣医さんや訓練士さんからはやめるように言われてたんですが、「ビー」にはかなりの量のオヤツを与えていました。
多分それが原因で皮膚病が悪化して、かわいそうな老後を過ごさせることになったのではないかと反省してます。
では、犬のオヤツは全く必要ないのかというと、「そうではない」と私は考えています。
犬用のオヤツは犬が好む香料などを混ぜているので食いつきがいいはずです。
これを利用して、しつけに使うのが有効です。
ただ、しつけ導入時に「手順を覚えてもらう」ためだけにしましょう。
例えば「スワレ」であれば、
オヤツを鼻の先に差し出して徐々に上に上げていきながらお尻を押さえれば
簡単に座ってくれるはずです。
座った瞬間にほめながらオヤツを上げましょう。
散歩中にもオヤツは有効です。
自分のそばについて歩いて欲しいのであれば、止まっているときに「ツイテ」と言って自分の足の横に来たら
ほめながらオヤツをあげる。
このような方法を何回か繰り返していけば、オヤツを使った「しつけ」は簡単にできるなずです。
ただ問題なのは、オヤツに依存していると、オヤツがないと言うことをきかなくなることですね。
「かけ声」に対する「動作」を覚えてくれたら、徐々にオヤツを減らしていき最後は「かけ声」だけでしつけていきましょう。
犬はほめられることが大好きなので、本来はオヤツは必要ないんです。
そもそも食事とオヤツの区別があるのは地球上で人間だけです。
ほかの生き物は、今日を生き延びるために食べるんですから。