犬を飼う前には「あんな生活」「こんな生活」といろんなことを考えます。しかし現実とのギャップが大きくて失望する人も少なくないようです。
犬の死因のトップは
あまり触れたくない話題ですが、避けて通ることができないのであえて書くことにしました。
最初に迎えた柴犬「BEE」が亡くなったときは、3日間涙が止まらず泣き続けました。
でも最後まで一緒に家族と暮らせた犬は幸せではないでしょうか?
実は犬の死因トップは行政による殺処分で、平成15年には犬が16万5千頭、猫が27万5千頭におよぶそうです。
(地球生物会議アライブより引用)
野犬(ノラ犬)と違って、猫は行政が捕獲することはありませんから、すべて人が持ち込んだものです。
核家族化や少子化の影響のためか、ここ数年のペットブームでペットを飼う世帯数は増えています。
しかし、転勤先の住宅でペットが飼えなくなったなど、生活環境の変化によって簡単に手放す人も後を絶ちません。
平成11年の犬の殺処分件数は28万頭だったそうですから、ペット人口が増えているにもかかわらず件数は減っています。
犬を飼う人の意識が高まったのでしょうか?
この数字の裏ではボランティア団体や民間グループが活躍しています。引き取り手のない犬を一旦引き取って、犬を飼いたい人への橋渡しをしています。
新聞やテレビで報道されているのをご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
これから犬を飼いたいと思ってる人は、本当に最後まで一緒に暮らせるか、もう一度よく考えてくださいね。
独身の人は、将来の結婚相手が犬嫌いだったらどうしますか?
ご近所には犬が嫌いでいつも苦情を言ってる人はいませんか?
ご夫婦2人で暮らしている方は、お子さんが生まれたらどうします
か?