飼育放棄で保健所に入れられたトイプードルの「アンズ」が、茨城県警の嘱託犬としてデビューした話です。
処分の直前に動物愛護団体に引き取られ、命をつなぐことができました。
引き取った方は警察犬の訓練をされていて、シェパード4頭と一緒にアンズも訓練に参加。
持ち前の好奇心の強さと熱心さが警察犬としての素質に合っていたため、審査を受けた3頭の中で唯一の合格犬として認められました。
シェパードなどの大型犬に比べると体格は劣るものの、小さな遺失物などの発見には小型犬のほうが向いているようで、今後の活躍に期待が集まっています。
飼育放棄に至った理由については他人が口をはさむことではありませんが、ものすごい素質を持っていたなんて元飼い主さんはこの先も知ることはないんでしょうね。多分。