本格的な寒さに備えて

dog-and-man 2016年01月

例年より暖かいとはいっても、やはり冬は乾燥のシーズンです。

しっかりと水分補給して、免疫力を高めて起きましょう。

ワンコは冬になると、水を飲む量が減ることが多いようです。

そもそも一日に必要な水分量はどれくらいなのでしょうか?

アメリカで作られた飼養標準によると、犬が必要とするカロリーと同じ量の水が必要とのこと。

必要カロリーは若い犬や老犬、減量中などの条件によって違いますから、獣医師広報版のサイトで計算してみてください。
http://www.vets.ne.jp/cal/pc/dog.html

日本の獣医師会が発表している1日の適正水分量は、132×体重Kgの0.75乗で計算できます。

Excelなどの表計算ソフトがあれば、次の計算式で求められます。

=132*体重kg^0.75

どちらも大体同じ数値になりますが、感覚的にはちょっと多すぎかなという気がしなくもありません。

例えば・・・
体重5kgなら約400ml
体重10kgなら約700mlといったところです。

元気で食欲もあり、普段と変わらない様子なのに鼻が乾いているなら、一番の原因は水分不足です。

便秘の症状があるかも知れません。

水分が不足すると腸内環境が悪くなることで、毛並みが悪くなったり、全身をかゆがる、足先を舐めるなど、見た目の変化が表れることもあります。

とは言っても、犬に無理やり水を飲ませるわけにはいかないので、飼い主が工夫する必要があります。

水を入れた容器を何ヶ所かに分けて置くことで、犬が気が向いたときに飲みやすくなることもあります。

私は初めて知ったのですが、ドッグファウンテンという水が噴水のように流れる装置があるんですね。

評判を調べると装置自体が小さく部品が細かいので、掃除がしづらくメンテナンスが難しそうです。

動くものに興味を示すのが動物の習性ですから、その習性を上手く利用した商品ですね。

金魚などの水槽の水を循環させる水中ポンプを使って自作している人もいましたので、DIYに自信のある方はトライしてみませんか。

手作り食やドライフードに野菜や肉をトッピングしているご家庭も多いと思いますから、水分の多い野菜を調べてみると。

もやし>レタス生>きゅうり>白菜>大根>キャベツゆで

などが水分の多い順になっていました。

味付けはせずに茹でたり生で与えることで、水分補給ができます。

我が家では白飯も少し加えていましたが、炭水化物なので肥満の直接原因になりますから少量にしておいたほうが安心です。

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