今年は残暑が厳しいとの予報が出されていますので、暑さのピークを過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きそうです。
天気予報のお姉さんやお天気オジサンは、「小まめに水分補給をしましょう」と毎回言ってますが、私的にはちょっと不親切だと思います。
「ノドが乾いていなくても、小まめに水分と塩分を補給をしましょう」が親切なアドバイスです。
●水分補給しないとどうなるか
ノドが乾いたと感じたときは、医学的には脱水症状になっている状態です。
つまり、その前に水分補給をしないと、今年のような暑さでは突然意識を失うことがあります。
●塩分補給しないとどうなるか
もっと怖いのが、ノドが乾いたと感じてないのに意識を失うケースです。
今年は特に「水分と一緒に塩分も摂りましょう」と聞きますが、これが食塩欠乏による脱水症状を予防する方法です。
水分は補給されているのに塩分が不足すると、立ちくらみや疲れやすいなどの症状がでます。
では、どのように予防したらいいのかというと、個人的にはスポーツドリンクと水を1対1程度に薄めたものが
いいと思います。
これを、500mlのペットボトルに小分けしておきます。
少量に小分けするのは衛生面を考えてのことですが、小さいボトルだと気分的に飲みやすいといった効果もあります。
大きなペットボトルから飲もうとすると、「後でいいか」っておっくうになることもありますが、小さければ「じゃ、ちょっとだけ」って、気軽に手が伸びます。
もっとお手軽に塩分補給といった方法では「塩アメ」がいいですね。
高校のスポーツ部では「塩アメ」を大人買いして(笑)、頻繁に食べさせているそうです。