犬の熱中症が増えています

dog-and-man 2012年09月

全国の動物病院が集計した結果では、犬の熱中症が過去にないほど多発しているようです。

室内犬はもとより、屋外犬では飼い主の目も届きにくいので、不幸な結果も後を絶たないようです。

まだまだ暑い日が続きそうですから、今回は我が家で試した対策を少しお伝えしてみます。

体の外を冷やす

何はともあれ、体温を下げるには体の外から温度を下げることです。

『室内』で背中を触って、いつもより熱いなと感じたら・・・

濡れタオルをかける

ボタボタと水がしたたらない程度に絞ったタオルを、背中からかけてあげます。

何回かやってみると、タオルを持っただけで『アイン』はソワソワと待っていましたから、体を一気に冷やすのには効果がありそうです。

コツは、あまり毛を濡らさないことです。

濡らし過ぎると逆に蒸れてしまいます。
軽く湿らせることで、適度な熱放射が期待できます。

霧吹きを使う

常に風が流れている部屋であれば、霧吹きで毛を湿らせるのが手っ取り早いです。

これも、表面だけがシットリと濡れる程度にしてください。

マンションの高い階数に住んでるとか、扇風機を常に回しているといった環境ではオススメできますね。

体の中から冷やす

氷をガリガリとかじる犬もいるそうです。

体の中から冷やしてくるので効果的な熱中症対策になりますね。

『ビー』も『アイン』も氷を食べてもらおうとすると、イヤな顔をされます(笑)。

そこで、オヤツがわりに、食べ物で冷やしてあげる方法を考えました。

豆腐

暑い夏には欠かせないのが冷奴・・・わたしだけですか(笑)。

氷とまではいかないまでも、体を冷やすのには好都合な食材です。

ただ、植物性のタンパク質を大量に食べると、病気を引き起こす原因になりますから気をつけましょう。

単身赴任をした友達が夏に「ビール」「冷奴」「枝豆」の食生活を続けたところ、あっという間に痛風になってしまいました。

動物性のタンパク質を食べ過ぎても脂肪になるので運動などで消費できますが、植物性のタンパク質は病気を引き起こす原因になることがあります。

多分、犬にも大量摂取は良くないと思いますから、『アイン』には週に2~3回、6分の1丁くらいの量をあげています。

キュウリ・キャベツ

レトリーバーなどの大型犬はキュウリ一本を丸ごとかじってしまうそうですが、取りあえず『アイン』には半分に切ったのを千切りにして食べさせています。

キャベツも冷たいので好んで食べてくれますが、繊維質が多いので、量は4分の1枚程度と少なめにしています。

冷却マット

今年はホームセンターなどで、ペット用の冷却マットを目にしたことはありませんか?

アルミの表面に凹凸をつけて表面積を広げることで冷却効果を期待するものや、ジェルを入れたマットなど、いくつかの商品をみつけました。

これらのマット類ですが、犬の性格によってはマットに乗ってくれない(笑)といったこともあります。

『アイン』もそうなんですが、新し物好きじゃないので、素通りするか一気に駆け抜けてしまいます(笑)。

モノによっては高価なものなので、犬の性格を考えて、お友達から借りられそうなら借りてみてから購入を考えても遅くないと思います。

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