散歩で注意したい犬の病気

dog-and-man 2011年05月

健康で元気に走り回っている犬を見ていると、こちらも嬉しくなってきます。

これも、あなたが普段から行っている食事やフィラリヤ予防などの犬の健康管理がキチンとされているからですね。

実はこれらの健康管理だけでは不十分なケースもあります。

他の犬などから感染する病気です。

主な病気と症状をいくつかあげると・・・

・ワクチンで防げる感染症
コロナウイルス感染症: 嘔吐や下痢で脱水症状犬パルボウィルス感染症: 嘔吐、下痢や血便で脱水症状レプトスピラ症: 高熱、嘔吐や血便

・ワクチンで防げない感染症
鞭虫症(べんちゅうしょう):下痢や血便、食欲不振、貧血や脱水回虫症: 下痢

感染症にはたくさんの種類があり、人に感染するものもあります。しかし、病気の名前や症状を覚える必要はありません。

感染しないように注意すればいいだけですからね。

上に挙げたような感染症は、犬のフンやオシッコから感染する病気です。

空気感染するものもあり、接触感染するものもあります。

感染症の原因となる菌や寄生虫の生命力は強く、公園の水たまりなどでも生息していることがあります。

予防のためには散歩中に、
・他の犬のフンやオシッコに近づけさせない。
・水たまりの水を飲ませない。
ことで、ある程度は感染が防げることになります。

年一回のワクチン注射をしておけば、感染しそうな病気を予防することができます。

特に体力や免疫力が弱い『子犬』は命を落とすこともありますから、ワクチン注射を必ずしてあげてください。

成犬になってからのワクチン注射については賛否両論あり、ワクチン注射を毎年させない国もあります。

ワクチンの有効期間が一年以上あったり、ワクチンの予防効果が不確かだったり・・・

特に欧米ではペットの保護活動が盛んですから犬の健康に害をおよぼしかねないことはしないことが徹底しているみたいです。

残念ながら日本では、この問題に取り組んでいる獣医さんは本当に少数のようです。

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