しつけの一つとして「オテ」を教えるとき、必ず右手(右前足)を出させますよね。
「オカワリ」では左手を出させるのに、どうして「オテ」では右手を出すように教えるのでしょうか?
答えは、犬が右利きだからです。
というか、右手を出しやすいんですね。
「オテ」は単なる『芸』ではなく、体を自由に触らせる「しつけ」の一つでから、犬が覚えやすい順序で教えてるんですね。
本当に「右利き」なのかって疑問もありますよね。
例えば・・・
オモチャを自分の近くに寄せようとするとき、
ボールを自分の近くに寄せようとするとき、
怪しいものに触ろうとするとき、
必ず右手を使ってませんか?
あるいは、散歩中に左右どちらかに曲がろうとすると、すんなり曲がれるのは「右」のはずです。
右手は、すんなり出せるので、方向転換も楽にできるんですね。
もちろん、人と同じで全ての犬が右手とは限らないようです。
普段の仕草や散歩で、愛犬が「右利き」か「左利き」かを確かめてみませんか?