ペット・ホテルを利用するには

dog-and-man 2011年03月

夏休みというか、お盆休みで帰省される方もいらっしゃるでしょうか。あるいは、家族で過ごす夏休みとか。

スケジュールによっては、犬をペット・ホテルに預けることもあるでしょう。

以前にもお伝えしたかもしれませんが、新しくメルマガ登録していただいた方もいらっしゃるでしょうから改めて。

・ペット・ホテルの選び方

ペット・ホテルは、どこも同じ管理だと思ってませんか?

わたしも「ビー」を迎えた頃は、そう思っていました。

仕事で一週間の出張があったので「ビー」を迎えたペット・ショップに預けたんですが・・・

今から考えれば、ひどい管理でした。

というより、一部屋に預かった全ての犬を入れるものだから犬が安心できる環境ではなかったんですね。

わたしも、犬を飼い始めた頃だったので、こんなものかと思ってたんですが・・・

実は、とんでもない管理だったんですね。

犬の人格については前回のメルマガでもお伝えしましたが、やっぱり犬同士の相性があるんですよね。

ドッグ・ランで知り合った人に、「オススメのペット・ホテルはありますか?」って聞いてたところ、「ドッグ・トレーナーが預かってくれるよ」って人がいました。

さりげなく(笑)、教えてもらったところに行って少し覗いてみてビックリしました。

10畳ほどの場所が数箇所に区切りされていて、それぞれに性格の合う犬が同居してたんです。

そうか!

人は割り当てられた場所に何とか馴染もうと努力するけど、犬は違うんだ!
と教えられました。

ちなみに、ペット・ホテルに預けた「ビー」を迎えに行ったときは奥からやせ細った犬が飛び出してきたので「ナンだ?」と思ってたら、実は「ビー」でした(笑)。

ドッグ・トレーナーに預けたときは、犬がリラックスしやすいように部屋割りをしてくれたので、「ビー」も安心できたんでしょう。

当然、それ以降「ビー」を預けたのはトレーナーのところでした。

「お金儲け」というよりは、トレーナーの卵を養成する意味で若い人に散歩や世話をさせていたので、トレーナーを育てる養成所でもあったんです。

トレーナー訓練生が私にアドバイスをしようとすると、経営者でもあるトレーナーが言葉をさえぎることもありました。

やはり何回か「ビー」を預かってるだけあって「ビー」の性格を知ってたんですね。

「ビー」に合ったアドバイスかどうかを的確に判断してくれる頼りがいのある人でした。

私が気付かない病気の兆候を教えてくれたこともあり、感謝のしようもない方でした。

メールでご相談いただいたかたの中には、「ペット・ホテルを利用したら犬の性格が一変した」という方もいらっしゃいます。

動物病院の選び方にも書いていますし、メールで相談いただいた方にもアドバイスしていますが、自分の目で確認するのが一番です。
いくら広い場所であっても、他の犬と一緒に放されると普通は緊張します。

それなら、動物病院で預かる「ケージに入れる」方式のほうが犬は外敵に襲われる心配がない分だけ安心できるでしょう。

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