犬とフィラリヤ

dog-and-man 2013年05月

暖かくなる日が多くなる5月は、フィラリヤ予防を始める月です。

フィラリヤは蚊を媒体とする細長い寄生虫で、人間の体内では生きられませんが犬の場合は心臓周辺の血管に住み着くので心臓への血流が悪くなり、普段の生活にも多少の影響があります。

2歳で迎えた我が家のアインは、フィラリアの検査をしたところ陽性でした。

4年目の検査で完全に陰性になったので、フィラリヤの寿命は4年程度といえるでしょう。

具体的にフィラリヤに寄生されている時の症状はというと、全力で走れる距離が違います。

アインは「散歩」の合図で走り出し、20メートルも走ると歩き出していましたが、フィラリヤがいなくなってからは50メートル以上は全力で走っています。

これくらい心臓に負担がかかるのがフィラリヤです。

これが原因かどうかがはわかりませんが、心臓内で血液を送る僧帽弁に異常があるので、年老いてからは普通に歩くことも負担になるそうです。

僧帽弁の手術に必要な機材は非常に高額なため、良心的な動物病院であっても手術料は100万円程度かかるようです。

フィラリヤは、5月から10月まで予防薬を飲むことで確実に予防できます。犬の体重によって薬の量が違いますが、1回あたりの料金は1000円程度です。

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