犬の体を冷やす

dog-and-man 2011年10月

南のほうから梅雨明けの便りが届き始めました。

でも、犬は夏が嫌いです。

犬(オオカミ)は本来寒いところに住んでいた動物なので、寒さに強い体に進化したんですね。

ところが、人と共存するようになって、暑い南に住むようになりました。

まさか暑いところに連れて行かれるとは思っていなかったので、体がついていけなかったと考えられています。

■ 体を冷やす方法

犬は人のように汗をかかないのはご存知ですよね。

どのように体を冷やすかというと、

1.舌を出して「ハァハァ」という仕草。

2.足の裏にある汗の腺からの、わずかな汗。

3.涼しいところでゴロゴロと転がって毛の温度を下げる。

これくらいが犬自身で体を冷やす行為や体の仕組みです。

でも、私たちは、犬が快適に夏を過ごせるようにお手伝いができます。

1.後ろ足の付け根(内股)に冷やしたタオルをあてる。

内股は犬の体温を下げるのに一番効果的な場所です。

常温の水でタオルを濡らし、軽くしぼってから内股を冷やしてあげると犬が喜びます。

あとは、汗をかく足の裏も冷やしてあげましょう。

2.麦茶を飲ませる

麦茶は人の血液をサラサラにする効果もある健康飲料です。しかも緑茶などに含まれるカフェインが含まれていないので犬にも安心して飲ませることができます。

ただ、犬に不向きカリウムやマグネシウムが含まれているので、一日に飲ませる量は、小型犬なら湯飲み茶碗に半分くらいが適量のようです。

あくまでも、犬が嫌いでなかったらということで、無理に飲ませる必要はありません。

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