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「ツイテ」について

man-with-dog コラム

一般的な犬のしつけの教科書では、「ツイテ」は人の正面にいる犬に対して、人の左側面 に座らせる命令ですが、私がしている方法は違います。納得がいかないからです(イヤハヤ)。

理由はあとにして、私が教える「ツイテ」は、犬が人の左側面に「付いて歩く」命令です。一般 的にはこの命令は「アトエ」になってると思います。

私が教える、側面に「付いて」ほしいときの命令は、「コイ」です。命令と一緒に自分のモモを叩いて、「付いて」ほしい場所を人さし指で指します。右に「付いて」ほしければ、右手で右モモを叩いてから人さし指を下に伸ばします。

このほうが、人が動かないでも臨機応変に対応できると思います。一般 的な方法では犬を人の左側面に付けるのが目的ですから、道路の右側に立っていて自分の右側にきてほしいときは、人が180度回転することになり、犬から目が離れてしまいます。

「コイ」と人さし指を使う方法だと、右でも左でも自分は立ったまま命令できますから、この方が合理的です。(だと思います)

ただ、一般的な「ツイテ」は【芸当】としては見ていて気持ちのいいものですし、よくしつけられていると感じますから否定するつもりはありません。普通 の日常生活で犬に「ツイテ」をさせる理由は何なのか。これを考えると、おのずと答えはでてくると思うのですがいかがでしょう。

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