お手は、犬の体を自由に触らせる第一歩です。
お手の教え方
子供が犬の前に来ると一番やりたがる定番ですね。
「オテ」は単なる芸当ではなく、散歩でトゲが刺さったのを抜いたり、爪を切るなど、人が犬の体を自由に触るのに必要なしつけの一つです。室内犬では、散歩のあとで足を拭くためにも覚えさせる必要があります。
- 犬をあなたの正面に座らせてください。
- 手のひらを前足の前に出して、「オテ」と言って、片方の手で前足を手のひらにのせます。
- のせた状態で、もう一度「オテ」と言います。
のせるだけです、絶対に握らないでくださいね
ここで痛い思いや不快な思いをさせると、犬はそれをずっと覚えているので失敗します。慣れてきたら、手を軽く上下に振ったり、軽く握ったりして、徐々に触ることに慣れさせます。
残りの足も、「オカワリ」など言葉を変えて、触ることに慣れさせます。 私は「オテ」「オカワリ」「アシ」「そっちのアシ」でやっています。(他に思い浮かばなかったので)
オヤツを与え過ぎない
「オテ」のしつけでオヤツを与えすぎる、あるいはオヤツをあげる前に「オテ」をさせるクセをつけると、自分で「オテ」の格好をして、オヤツをねだるようになるかもしれません。私は一頭目に、これで失敗しました。
室内で犬を飼っていると、人が何かを食べているのを犬に見られてしまいますから、注意が必要です。「テーブルにのっているものは絶対に犬に与えない」と、徹底してくださいね。