伏せは犬に服従心をつけさせるためのしつけです。
伏せの教え方
盲導犬では、乗り物に乗るときや、レストランでの食事のときに、「フセ」の姿勢で待たせていますが、われわれの実生活では「フセ」をさせる場面は少ないでしょう。
- 犬をあなたの正面に座らせてください。
- 右手を地面スレスレに左から右に振って「フセ」と言います。
- それから両前足を手前にズラして、フセさせます。
- フセたところでもう一度、「フセ」と言います。
「フセ」は犬があまりやりたがらない体勢です。犬種や固体差もあるでしょうが、かなり嫌がると思います。20分くらいさせるようにとの意見もありますが、家庭で普通に飼ってる分には意味がないと思います。
「フセ」は、相手に対して服従(降参)の意思を示す動作だそうです。犬にしてみれば、「何でワケもなく服従のポーズをさせるんだ?」と言いたいのでしょう。
リラックスしているときは、自然に「フセ」の体勢をしているのに、わざわざ強制的にさせられるのは嫌いみたいです。
私が飼っている犬は、ご飯を作りはじめると勝手に「フセ」をして待っています。