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去勢手術と避妊手術

man-with-dog 子犬を迎えたら

犬の去勢手術・避妊手術はしたほうがいいのでしょうか。

犬の去勢手術と避妊手術とは

オスの去勢手術とメスの避妊手術は、将来起きるかもしれない病気を予防できる方法の一つです。繁殖を考えていないのなら、生後一年以内に手術するほうが安心です。

ただ、一度手術してしまうと元には戻せませんから、よく考えてから決めるようにしましょう。

費用については病院によって違いがあります、動物病院に確認しましょう。私の経験では、避妊手術は東京では4万円でしたが岩手県では1.7万円でした。

どちらの手術も一泊の入院をしますから、ワクチン接種をしていなければ、手術の数日前に受けることになるはずです。

メリットとデメリット

一番大きなメリットは病気の予防でしょう。性別によって予防できる病気は違いますが、万が一のときは手術や治療に相当の費用がかかることになります。

繁殖期にはオス・メスともに異性を求めて相当なストレスを感じることになります。ひどいときにはメスを巡ってオス同士のケンカに発展することもありますから、ドッグランを利用しているなら注意が必要です。

反対にデメリットは、ホルモンバランスが崩れることによる性格の変化があります。

オスは攻撃性が低くなる傾向が強いですが、個体差があります。足をあげてオシッコをする、いわゆるマーキングの習性を覚える前に手術をすると、一生メスのようにしゃがんでオシッコをするようになりますが、個体差があり一概にはいえないようです。

メスは太りやすくなることが多いようです。摘出される臓器のことを考えると、一日に必要なエネルギーは20%程度少なくなりますから、その分は食事の量を減らす工夫が必要です

去勢手術

陰嚢を摘出します。前立腺肥大や肛門周囲線種、睾丸腫よう、会陰ヘルニアなどの予防になります。

避妊手術

子宮・卵巣を摘出します。子宮・卵巣の病気を予防することができます。

手術しないほうが良い時期

オスには特に時期はありませんが、メスの発情期は生後6ヶ月から半年周期に訪れますから発情期の前後1ヶ月は手術に適しません。また、どちらの手術も7・8月の暑い時期は見送ることが多いと思います。

いずれにしても、詳しくは獣医さんと相談して日程を調整することになります。

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犬の飼い方・しつけ方 | 【犬を室内で飼うためのアドバイス】
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