最近では東日本大震災の影響もあって、ウォーターサーバーを設置する家庭が増えているようです。
停電になると復旧するまでには最低でも3日はかかりますし、停電になると水道水は使えなくなります。
例え電気が復旧しても水道管が破裂していれば、当然のことですが家の蛇口をひねっても水は出てくれません。
水の備蓄は必要なのか
食料がなくても水が確保できてケガなどがなければ、健康な大人であれば3日間は問題なく生きられるそうです。
家が崩壊するほどの被害でなければ、飲料水の備蓄、次に食料の備蓄が心強い存在です。
ペットボトルの水も数年間は保存できるものが増えてきましたが、消費期限をチェックしたり飲みながら消費した分を買いに行ったりと手間がかかります。
しかしウォーターサーバーは水を定期的に配送してくれるので、在庫のチェックも重たい水を買いに行く手間もかかりません。
そのため、手軽にしかも新鮮な水が備蓄できるウォーターサーバーの人気が高まっているんですね。
購入する飲料水には様々な種類がありますが、犬などのペットに飲ませても大丈夫かチェックしたことはあるでしょうか。
水の種類について
一般的に市販されている飲料水は、ミネラル分を含んだミネラルウォーターです。
含まれているミネラル分の量によって、飲みやすさの指標にもなる『硬度』が決まります。水道水の硬度は地域の水源によって違いますが、全国平均で約51というデータがあります。
硬度が決まる主なミネラル分はマグネシウムとカルシウムで、市販されている飲料水には必ず表示されていると思って間違いないと思います。
犬にも安心な水とは
犬などのペットに与える際に気を付けたいのが、マグネシウムの含有量です。マグネシウムを摂り過ぎることで、尿管結石症の原因になる結石が体内に溜まりやすくなります。
数日間だけ摂り過ぎても大きな健康被害にならないかも知れませんが、大きな地震や環境の変化によって犬もストレスを抱えることになります。
地震を経験した犬の飼い主さんならご存知でしょうが、犬は地震を極端に嫌います。
大きな地震の後には余震が立て続けに発生するので、犬のストレスは相当に高まっているはずです。生後1年未満の子犬であれば、なおさら大きなストレスになります。
災害に備えるには、犬の体にも優しい水を準備しておきたいものですね。