子犬のサークルを使わないときに注意したいことです。
サークルを使わないならここに注意
日中は室内を自由に動き回らせたい、と考えていらっしゃる方もあるでしょうが、目が届かないときもあるでしょうから、これだけは注意してあげてください。
サークルを使わないなら、ココに注意
- 電化製品の電気コードを隠す(噛んで感電します)
- ゴミ袋をイタズラされないようにする
(後片付けのことよりも、犬が食べてはいけないものが入っていたら大変なことになります) - ティッシュ・ボックスを、イタズラされるところに置かない
- かじられたり壊されたりして困るものは、犬が届くところに置かない
- 歯が抜け変わるときに、歯グキがカユくて柱を噛むので柱をガードする
- ベッドやソファーには乗らせない(リーダーの休むところです)
- フローリングでのスリップに注意
- 愛煙家のお宅では、タバコを食べられないように注意
(ニコチン中毒で死んでしまいます)
これくらいは あなたが注意してあげてくださいね。
子犬は好奇心旺盛ですから、何にでも興味を持ちますし、かじるのも大好きです。ゴミ袋は美味しそうな匂いでいっぱいです。
くれぐれも、「もぉ~、この置き物は、あなたより高かったのよ~」、なんて言うことはやめてくださいね。あなたが悪いんですから。
フローリングは危険がいっぱい
マンションなどフローリングでは、犬が足を滑らして思い掛けないケガをすることが心配です。ケガをしないまでも、足が滑るとちゃんと「オスワリ」できないので、股関節などへの影響が心配されます。
最近の犬種は品種改良されて、股関節脱臼や椎間板ヘルニアにかかりやすい傾向にあるようですから注意してください。
- 膝蓋骨脱臼 が心配なのは・・・ポメラニアン、チワワ、トイプードルなど
- 椎間板ヘルニアが心配なのは・・・ダックスフンド系、コーギー系など
- 股関節脱臼が心配なのは・・・レトリーバー系など
フローリングではカーペットなどを敷いてすべり対策をしてあげることが重要です。ただ、ちょうどいいサイズのカーペットを探すのは、なかなか大変なものです。
ピタッと吸着タイルマット 新タイプは置くだけで床に張り付くので、犬が走り回ってもズレる心配がありません。
また、ひとつの大きさが25センチ四方のサイズですから、必要な量だけ買い揃えることができてムダがありませんし、汚れてもその部分だけをはがして洗濯できますから、お手入れもラクラクです。
部屋をゲートで区切る
「台所で火を使っているときに犬が入ってきて思わぬ事故に」「畳敷きの部屋に入って畳をガリガリ」なんてこともありますから、必要なら部屋を仕切るゲートを設置しましょう。
突っ張り式の固定タイプや、置くだけで簡単に移動できるタイプがあります。
お部屋の環境に応じて選んでください。
犬によってはゲートを飛び越えてしまうことありますから、まずはダンボール箱を加工したものを設置してみて、飛び越えられない高さを知っておくと失敗がないと思います。
家族が出かけて「お留守番」をしてもらうこともあるでしょうから、普段はできるだけサークルやケージで過ごしてもらう方が、 あなたも安心できるのではないでしょうか。
万一、病気などで動物病院に入院するとケージに入れられますから、その時に不安がらせないためにもオススメします。