散歩中に犬がリードを引っ張っていると、思わぬ事故にもつながります。あなたの横か後ろを歩かせるようにしましょう。
散歩でリードを引っ張らせない方法
散歩は外の刺激がたくさん。犬も興奮してリードをグイグイ引っ張ります。
家の中でしつけをしても、散歩のときに自由に行動させると、外では自分がリーダーだと勘違いしてしまいます。周りで見ていても、どっちが散歩させられているのか、みっともないものですし、交叉点で出会い頭に自動車とぶつかって、犬が死んでしまったケースもあります。
散歩中も、あなたが犬のリーダーです。
散歩中は犬の目を見ないでください。リーダーの目を見てご機嫌伺いするのは犬のほうです。犬の位置は、あなたの左側です。
- 散歩中はリードを短く持ちます。
- 犬が行こうとする反対の方向に引っ張り、犬を誘導します。
- 時々立ち止まってみて、犬がそのまま歩こうとすれば、リードを引っ張って止めます。
この方法は非常に効果があり、2~3分で強引に引っ張るのをやめるはずです。あとは、犬があなたを見ながら歩くようになるまで、我慢強く繰り返すだけです。
早く歩いたり、遅く歩いたりして、犬があなたに注意を払っているか確認してください。
始めのうちは、行ったり来りで前に進めないかもしれません。人に見られると、犬をいじめているみたいで、ちょっと気がひけるかもしれませんが、がんばって続けてください。
犬に引っ張らせない別の方法
犬が強引にリードを引っ張った瞬間に、「痛ぁ~い」と大きな声をあげてその場に転びます。犬は心配して覗き込んできますが、しばらく顔を隠して無視してください。
これも人に見られると恥ずかしいですけど、犬に散歩させられてるほうが、もっと恥ずかしいですから。犬の意外な一面に触れることができるかも知れませんよ。
大型犬のしつけでは、犬が胸を圧迫されるのを嫌う習性を利用します。胴にヒモを1周させて、犬がリードを引っ張った時にヒモを引っ張るのも効果があるそうです。人が力負けしてしまうケースでは有効なようです。
効果的な犬のしつけ
テレビでもお馴染みのドッグ・トレーナー、藤井聡さんが教える犬のしつけ方法。
50年以上にわたって1,000頭以上の犬を訓練してきた経験から見つけた、効果的な犬のしつけ方法です。たった「3つのしつけ」方法を知っているだけで、犬の行動が変わります。
藤井聡さんの訓練を我が家の『アイン』でも試してみましたが、これだけ短時間に犬の行動を変えられる方法を、他に知りません。
犬のしつけが上手にできれば、犬にもあなたにもゆとりができます。
お行儀がいい犬と一緒にお散歩していれば周りの人からも羨ましがられますし、他の人にしつけ方法を教えてあげれば、あなたも人気者になるかも知れません。
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