犬とハグ

dog-and-man 2017年02月

前回は「犬と抱っこ」についてお知らせしましたが・・・

今アメリカでは大変な騒動が起こっています。

西洋では当たり前になっている「ハグ」。

犬にとっては、大変迷惑な行為ではないかということです。

科学的な証拠がないので、絶対にダメというわけではないですが、「おそらくノー」だというところに落ち着いているようです。

どうしてこのような話題が持ち上がったかというと、犬のしぐさを詳しく観察すると次のような共通点がわかったとのこと。

1.耳を下げる・後ろに倒す
2.白目を見せる・あるいは目をつむる
3.顔をそむけアイコンタクトをとろうとしない
4.舌をペロッと出す
5.アクビをする

どれも犬が緊張したり、緊張を和らげようとするしぐさです。

何年か前にメルマガで紹介したカーミングシグナルですね。

インターネットに公開されている、人と犬が幸せそうにハグしている写真を調べてみると、そのうちの何と82%は、犬が嫌がっているそうです。

小さな子どもが犬に抱きつくのは動画サイトでも見かける光景ですが、犬はもの凄く我慢しているんですね。

賢い犬は子どもから逃げ回りますけど、我慢の限界を超えると子どもを襲ってしまうことも。

犬が低く唸るなどいつもと違う様子をみせたら、すぐに離れさせることが大切ですね。

犬にしてみれば、「おいっ、離れろよ!」って、ちゃんと伝えてるわけですから責任はありません。

引用元URL
goo.gl/E31TuZ

英文ですけど、ページの下の方で犬がハグされている写真が見られます。

上の写真は、明らかに嫌がってるのが分かります。

下の写真は一見甘えているようにも見えますが、よく見るとカーミングシグナルが。

漢字の「人」は2人の人が寄り添う(助け合う)様子からできた字だと言われていますが、4本足の動物には関係なさそうですね。

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