地震のときに犬は

dog-and-man 2016年05月

地震で避難する必要があるときに、気になるのがペットです。

岩手・宮城内陸地震と東日本大震災と2つの大きな地震を経験して、アインがどのような行動をしていたかはメルマガでお伝えしました。

アインは人に寄り添いたい性格だったので、驚いて走り回ることはありませんでした。

しかし、犬の性格によっては安全な場所を探そうとして、家を飛び出してしまうこともあります。

その結果、何キロも離れた場所で保護される例もあるそうです。

『犬は人につき猫は家につく』の例えもあるように、猫は一旦は外に飛び出してしまうことがあっても、あまり遠くへは行かず一週間もすれば家に帰ってくるそうです。

ですから、家の近くを捜すと見つかることが多いんだそうです。

熊本県では保護された犬や猫は、熊本市動物愛護センターで保護されています。

同センターのホームページで保護情報を提供しているようですが、私がアクセスしたときはアクセスが集中しすぎてつながりませんでした。

実情を知りたかったのですが、本当に情報を必要としている人が優先ですから、しつこくアクセスするのはやめました。

保護された動物やペットと一緒に避難所に入れない人は、動物病院や動物愛護団体ドッグレスキューでも一時受け入れを行なっています。

避難が必要な大災害ではペットの問題が後になってから取り上げられるのですが、日本では全く状況が改善される様子はなさそうですね。

大災害では災害救助犬も活躍しているのに、人間は身勝手だなぁと感じます。

テレビを観ていて感じるのですが・・・

5年前には東日本大震災があり、今後は南海トラフ地震や東海地震の発生も心配されているのに、2~3日分の食料や水を備蓄している人が少なすぎます。

高い確率で2011年に発生すると予想され、連日テレビでも注意を促していた東日本大震災ですら、発生直後にはスーパーやコンビニに人が殺到していました。

多くの人は災害を対岸の火事程度にしか思っていないのでしょうね。

大災害の後に売れるのが、いわゆる防災グッズです。

一時的なブームにせよ、災害に備える人が増えるのは良いことですね。

保存食の多くは消費期限が3~5年ですから、前回の震災後に購入された方はチェックしておく必要があります。

皆さんのご家庭では、保存食や飲料水の備蓄は大丈夫ですか?

意外に忘れているのが下着類です。

非常持ち出し袋にシャツやパンツ、靴下といった下着類を入れていない人が多いので、もし持っているのでしたら追加しておくことをおすすめします。

空気圧縮袋に入れれば、場所を取りません。

あまり知られていないのが乾電池の寿命。

国産の乾電池であれば、乾電池の底近く(-)側に『使用推奨期限』が書かれていますから、期限が近づいているようなら買い足しましょう。

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