急な環境の変化に注意

dog-and-man 2010年11月

犬は急に環境が変わると、しばらくは態度が変わるというお話。

昨年末にいただいたご相談メールで、
いつも買っているドライのドッグフードがお店で販売されなくなり、缶詰タイプをしばらく与えてから別のドライフードに変えたら食が細くなった。

というメールをいただきました。

缶詰タイプは食感もよく水分が豊富なので、犬が最も喜ぶ食事です。

しばらくの間おいしい缶詰をもらえたのに別のドライフードを急に出されたら犬にしてみれば、「こんなの食べられないわよぉ~」ってなっちゃいます。

「このご飯を食べなかったら、またあの缶詰が出てくるわよね。今は特別お腹が空いてるわけでもないし、楽しみに待ってよ。」

犬は本来、狩りをして食べ物をゲットする動物ですから、「餓え」には強い性質を持っています。

ここであなたが犬の体を心配して妥協してしまうと、根競べに負けてしまいます。

もう缶詰が出てくるまで、ドライフードには見向きもしなくなります。

もし、缶詰を出さなかったら、犬は餓死するのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

食べ物が目の前にあるのに餓死するなんて、何かの病気でもない限り絶対にありません。

ただ急に食べ物が変わると犬にとってもストレスがかかりますから、理想的には今までの食事から徐々に割合を変えてあげるのがいいですね。

ただし生後1年くらいまでは、人に比べると急激に成長しますから、栄養を考えて安定した食事を与えるようにしてください。

もし近所のお店で同じ商品が手に入らないのなら、インターネットで探す方法もあります。

お店や商品が豊富な「楽天市場」で探すのが手っ取り早いでしょう。

・食べ物以外でもこんなことが
我が家の「アイン」にもこんなことがありました。

「アイン」の場合はトイレシーツですが、やっぱりお店で扱う商品が変更になり別のトイレシーツを買って返ったところ、しばらく室内ではトイレをしなくなりました。

形が同じだから何でもよさそうに思うんですが、こんなことからも「別の生き物なんだな~」と改めて感じさせられます。

新生活で新しい家やマンションに引っ越すときにも注意が必要ですが、これはまた3月ごろにでもお伝えしますね。

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